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2006年5月25日 (木)

アーティスト、アサとヨシオ

5月24日

昨夜は“ JAPAN SOCITY (ジャパン・ソサエティ)” のオープニング・レセプションに行ってきました。

ジャパン・ソサエティとはニューヨークで日本やアジアの文化を伝えている団体で、ミッドタウン・イーストの 47 丁目に展覧会場や劇場を備えたビルがあります。ここで開かれるイベントはファインアートから映画、三味線の演奏会に歌舞伎のワークショップなど様々です。因みに私ここのメンバーです、一番安い学生会員ですが。


で、何のオープニング・レセプションだったかというと、日本人の Hiraki Sawa, Koki Tanaka とフィリピン人 Bea Camacho のフィルム・アートのエキジビションでした。で、どうだったかというと、う~ん、なんかこうほら感動 Kira_2 して作品の前に釘付けになる・・・って状況にはなりませんでしたね、残念ながら。
もちろんフィルムなのでしばしの間立ち止まって観てはみましたが。

作品より面白かったのは一緒に行ったアサとアサの友人のヨシオの二人。二人とも現役バリバリのアーティストです。

アサ( http://www.geocities.jp/goasamail/ )とは MOMA の Ed v ard Munch のレクチャーで知り合いました。大きな会場に日本人らしき女性は私と彼女だけだったので、隣同士に座って聞くことにしたのですが、2時間のレクチャーの間にどうやら二人のリスニング力は同じくらいと判明。終了後も夕飯を一緒に取って、アートのことやら何やら話しているうちに、28歳の年齢差もなんのそのって感じで一気に仲良くなったしだいです。彼女は常識のある大人の女性ですがとってもピュアで、それは彼女の作品(私、彼女の作品大好きHeart2_2 です!)にも伺えるのですが、そのうち誰かにだまされはしないか心配です。

ヨシオ( http://www.yoshioitagaki.com/2004/ex4/index.html )はアサと 3 年来の友人で、私は彼とこの日初めて会ったわけですが、以前サイトで彼の作品を見たとき、強烈なインパクトBakuhatsu_1 でそれこそ PC の画面に釘付けになりました。もうニューヨークに 12 年も住んでいて、アメリカでは何度も個展を開いているそうですが、テニスのプロのコーチでもあります。この日もコーチしたあと駆けつけて来てくれたのですが、そのでっかい体と服装はどっから見てもアーティストではありませんでした。サイトで彼の作品を見てから一度彼に会って見たかったものの、神経質で気取った男が来たらどうしよう・・・って思っていたので、よかったです、変なヤツじゃなくて。因みに彼はその時とっても喉が渇いていたようで、会場に着くなり何度もビールBeer_3 やワインをお変わりして一人グビグビやってました、はい。

パーティの後、同じ 47 丁目にあるトンカツ屋、かつ浜へと自然に三人の足は向かっていました。千切りキャベツが山盛り付いてくるヒレカツ定食 16 ドル。昼も夜もメニューは変わりません。おいしいです、バカ高くないです、日本語通じます。だからアサとミッドタウンに出たときはいつもここで食事します。

食事しながら二人に “さっき会場で撮った二人の写真、私のブログに乗せていい?”って聞いたら、彼の方がすかさず“ウン、僕の顔が良く写っていればね!”って。でもなぁ、君はモデルや俳優じゃないからなぁ、と思いつつも彼に写真を見せると“いいんじゃない、小さくてよくわかんないし”って言うからお店で取り直し。目線をわざと外すところなど、ナルシストかな? でついでに私のデジカメCamera_2 の中の部屋で撮った写真のひとつを” きれいでしょう、これ!“ と言いながら見せると、“ウン、きれい、きれい。でもきれいって思ったから撮ったんでしょう!?”。なるほど、そう、きれいだなって思ったからカメラを向けたのよね。だからその写真はきれいなはずなのです。当たり前のことですが言われてみて初めて納得。そんな彼に“テニスのコーチもいいけど、何で大学やアートスクールでアートを教えないの、収入源のためにも。人に教えるの嫌い?” と聞くと、“え~と、嫌いじゃないけど~、 アート、わかんないから!Bikkuri  ( 笑 ) ” と。私、こう答えた彼をとっても好きになりました。

彼らは其々クイーンズのイサム・ノグチ美術館のそばに住んでいます。帰りの電車の中で9月に帰国を予定しているアサが初めて、何の保証もないフリーのアーティストとして生きる辛さみたいなものをポロット口に出しました。“日本に帰るのが恐いKumo 。もう皆に忘れられているのではないかしら。いま何を描いたらいいのか、でも描かなくてはいけない自分の境遇が辛い”。
すると彼が、そう、何にも束縛されずに自由に生きるということは、毎日何をやるかを自分で決めなくてはいけなくて、それは結構ハードなことだと言っていました。
タイムカードのあるサラリーマン生活を 27 年間やってきた私は、人間関係で辞めたくなるような辛いことが毎日のようにありました。しかし幸い仕事が自分に向いていたのと、毎月ちゃんとお給料がもらえる保障があったから続けてこられたのだと思います。だから、彼らが抱くような不安や辛さを感じたことはありませんでした。いま考えると、私はいつも楽な方、楽な方と選択してきたんだなって。でもこの歳で仕事辞めちまって無収入なくせにお気楽な学生生活をしている私って、さて、どうなるんでしょう。考えると恐くなるのでこのくらいにしておきます。

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二人がきれいと言ってくれた写真。

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ジャパン・ソサエティの会場で。

センターのメガネをかけた男性がフィルム・アーチストのKoki Tanaka (タナカ コオキ)

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Yoshio Itagaki(イタガキ ヨシオ)アスリートでもあります。

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Asa Go(ゴ アサ)韓国系日本人です。
だから日本語、韓国語、英語がしゃべれます。\
可愛いです。

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コメント

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投稿: BonitaGriffith | 2012年4月 1日 (日) 11時36分

皆さん、お立ち寄りの際はぜひコメントを。

投稿: Shopie | 2006年5月31日 (水) 09時43分

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