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2006年7月20日 (木)

テレビドラマ・ロケ

7月20日

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なんだか表の通りが騒がしいな、と思ったらテレビドラマのロケ隊が来てました。器材を積んだ何台ものトラックやロケバス Bus が私の住むアパートの前の117ストリートをレキシントンアベニューからサードアベニューのワンブロックに渡って停めていて、どの車もエンジンかけっぱなしで待機したり電気送ったりしているから、うるさいのなんのって。

ニューヨークはどんなに混んでいる時間帯や通りでもテレビや映画の撮影  Kamera_1 に協力的です。これはアメリカ全体でいえることかもしれません。だからマンハッタンを歩いていてよく映画の撮影現場にぶつかります。一度ミッドタウンで信号を渡ってそのまま歩いていたら、向かいのビルからジョディ・フォスターらしき女性がクリーニングされてビニールの掛かったジャケットをハンガーで吊るしたまま持って、シリアスな顔で向こうからやってくるところに遭遇。目の前を過ぎていった時、けっこう小ジワが目立って、“あれ?彼女に似てるけど、彼女だったらもっときれいなはずよね・・・?”なんて考えながら立ち止まって彼女の後姿を見ていたら、脇から“ダメダメ立ち止まっちゃ!見るなら脇にそれて!通るなら普通に通り過ぎて!”って、怒られつつ演技指導されたことがありました。Hand

半年前は私の住むアパートの1階の部屋が「Law and Order」というこちらでは毎日放送している検事ものテレビドラマのワンシーンに使われたことがありました。そのときは大家が自分が出演するかのように喜んじゃって、わざわざ私のところに伝えにきたので分かったのですが、そういえばその1,2週間前くらいからカメラマンがロケハンしているのを見かけていました。この撮影は午後一くらいからのスタートだったようですが、前の晩からアパートの前の道はふさがれ、朝学校へ出かける9時ころは1台も車の停まっていない117ストリートを初めてみました。

今日は何時から始めているのか分かりませんでしたが、私が気がついたのは明るい夕方5時ころ。9時ころに夕飯でも作ろうかなってキッチンに出てきたついでに表を覗いたらいよいよ撮影開始という雰囲気。それでカメラを持って降りていったら、これといった有名人の姿はありませんでしたね。ただアパートの裏のシーンを照らすために、隣の空き地にセットされた照明がやけにきれいでした。夕飯を作って食べ終わった11時ころ、静かになったなと表を覗いたら、もうだーれもいませんでした。テレビドラマだから案外簡単なロケだったんですね。

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夕方、私のアパートの窓から撮ったロケ風景。

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2006年7月18日 (火)

セントラルパークのフリー・コンサート

7月18日

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行ってまいりましたニューヨークの夏を代表するイベント“セントラルパークのフリー・コンサート”。

その日の昼間は華氏95度(摂氏34.5度くらいかな)を超えるしかもかなり蒸す日だったので、一緒に行った友人とあんまり暑かったら途中で引き上げましょうということで意見が一致。がしかし、まだ日差しの明るい7時前にセントラルパークに入ると、森林浴のせいか急に涼しくなり、Great LawnMid-Parkというそれは広い芝生のグランド会場に着くともう人がいっぱい。みんな一畳くらいのビニールや布を広げて用意してきたパンやビール、ワインを広げてピクニック状態。でもどこのグループも騒いでいる人はいなくて、前方を向いて静かに食べたり飲んだりしながら8時から始まる演奏を待っていました。通常ニューヨーク市の公園はどこもアルコール禁止なのですが、このコンサートの日は解禁だそうです。

私達は二人だけなので遅く行った割には比較的前の方のスペースが手に入り、そこにシーツを敷き、演奏が始まるまでとりあえずお腹をいっぱいにしましょ、と彼女が仕事の合間に買ってきてくれたワインで乾杯してから私の作ったサンドイッチを頬張っていると、だんだん日が沈み、そしてコンサートOnpu_2 は開始しました。

今年はニューヨークフィルハーモニー交響楽団のクラシックコンサートで指揮者は女性のMarin Alsop。3曲目に女性バイオリニストのLeila Josefowiczが加わり、4曲目はベートーベンの「運命」で会場はおお盛り上がり。

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私達の後ろにもこんなにいっぱいいました。
そういえば目の前を蛍が飛んでいましたっけ。


芝生の上に裸足で寝転がり、仰向けになって空を見ながらライブを聴く。緑の香りをさせながら顔を撫でる風は心地よく、頭の下の大地から響いて聴こえるオーケストラはどんな素晴らしいコンサート会場でも聞くことのできない迫力と美しさがありました。こんな贅沢、ほかにあるでしょうかWakuwaku_4 ! ありますね、きっと。でも私はこれでかなり癒され、この日一緒に来てくれた友人にほんとうに感謝しました。

5曲目が終わるとみんな立ち上がりミッドタウンの方を向くので、“えっ!えっ!何、何?”って聞いたら“最後はいつも花火 Bakuhatsu_3  が上がるの”ということでした。こっちは何かっていうと花火がよく上がります。セントラルパーク内の南の方で上げられた花火は、アメリカ独立記念日の花火よりもちろん規模が小さかったけれど、59丁目に立つ高層ホテルの上で開いては散っていく風情がなかなかお洒落でしたよ。

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コンサートの締めくくりはセントラルパークの南端で打ち上げられた花火でした。

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2006年7月14日 (金)

シソが育っています。だから毎晩冷奴です。

7月14日

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実家の庭に生えていたシソの苗木がこんなに育ちました

ニューヨークもほんとの夏がやってきました。こうなったらやっぱり夕食は炊き立てのご飯に豚の生姜焼き、そして冷奴ですね。味噌汁は体が熱くなるので代わりにコロナのビール。Beer_7

先月、姉がこちらに遊びに来るとき、“庭に生えているシソを根元ごと持って来て!”って言ってお願いしたシソが、とりあえずのつもりで植えたバラの鉢でバラ Rose_2  と一緒にすくすく育っています。

だから毎晩、2,3枚摘んでは冷奴でいただいています。

まったく東京にいた夏の晩の献立と同じです。違うのはビールがキリンじゃないことくらいかな。

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2006年7月 9日 (日)

ケイバーとクーラー

7月9日

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クーラーを取り付けてくれたケイバー

ここのところニューヨークは涼しいんです。今夜なんて、あら、秋の気配・・・?なんて錯覚してしまうくらいです。でもいつまたあのたまらなく蒸し暑い日がやってくるかわからないので去年買ったクーラーを各部屋に取り付ける決心をしました。たかがクーラーを付けるだけなのに“決心” Acha_3  などとオーバーな、とお思いでしょうが、これがめんどうなんです、女の私には。

去年このアパートに住み始めて迎えた初めての夏は、リビングルームと2ベッドルームの各部屋にクーラーがなくては生きていけないほど蒸し暑くなり、ユーズドも入れて3つ手に入れました。

マンハッタンの一般的なアパートメントビルは100年以上経っているものが普通で、もともとエアーコンデションが付いているようなアパートはよっぽど高級アパートか新築ビルしかありません。だからどこのアパートもクーラーは夏になると納戸から取り出し、各部屋の窓に“よいしょ!”Ase_4 って取り付け、冬が近くなるとまた“よいしょ!”って外さなくてはならないのです。なぜかというと、このクーラー、スイッチをオンにしなくても隙間風が入るので、零下何十度となるニューヨークの冬をこれを付けたまま越すのは不可能だからです。

3階の私の部屋に、私一人で取り付けるには重過ぎるし危険です。こういったことはどこもボーイフレンドかダンナの仕事になっているそうです。どちらもいない私は去年付けてくれてそして外してくれた大家に頼んだら、今忙しいので僕はできないとつれない返事。しかしそう言いながらも、僕についておいでと言ってサードアヴェニューにある洋品店に連れて行かれました。そこで働いているアフリカ系アメリカンの男性に“このレディのアパートにエアコンを取り付けてあげてくれないか?”と頼むと、報酬のことも聞かずに即快諾。取り付けはお店に出勤する前に終わらしたいとのことで、翌日の朝8:00に来てくれることになりました。ニコっともしない彼がちょっと恐かったけれど、きっとこういうことのプロなんだな?と自分に言い聞かせ彼を待つことにしました。

翌朝8:00。彼は来ません。またか、これがアメリカだよな・・・と今まで一年4ヶ月、文化や習慣、そして人が抱くモラルの違いから散々なめにあってきた私としては諦めの境地に入っていたところ、10分後に彼から今駅に着いたので2,3分後に着くと電話が。あ、彼はちゃんとした人だったのだ、と変な感動を覚えました。

クーラーを付けながらおしゃべりしているうちに彼の名前はケイバー(Kibber)で2年前までこのアパートの2階に住んでいたことが分かりました。な、なんと毎月の部屋代は$150だったことが発覚。び、び、びっくりで~す!Okoru_1

だって私いま、毎月この10倍以上のお家賃払っているんですよ~!イーストハーレム再開発の被害は私にまで跳ね返っていたんですね。でも彼がいま住んでいるブロンクスも同じ2ベッドルームで$1,350でだっていうから、ブロンクスもだんだん低所得者には住みにくいところになってきているのかもしれません。

3つのクーラーを取り付け終わり$20のチップと一緒にビール半ダースを差し出すと、“それ、何?”って聞くから“ビールよ!”って言ったら、“俺の宗教はアルコール飲んじゃいけないんだよ”ですって。すみませんどこの宗派か聞いたのですが忘れました。じゃあ、結婚式やその他お祝い事の時は何を飲むのって聞いたら“アップルジュースやコーラだよ” “じゃあ奥さんも飲まないわけ?”とバカな質問をしたら、“もちろん!もしあいつが飲んだら離婚だよ!” という返事。ここでまたこちらの人たちの信仰心の強さを改めて知ったわけです。

その後彼の働くお店の前を通ると、あのいつもムッとしていた顔がほころび“ハーイ!”と挨拶してくれるようになりました。だから私も冷えたアップルジュースを差し入れしちゃいました。Nikoniko_4

で、その後クーラーの調子はどうかっていうと、クーラーの役目は果たすのですが、ちょっとゆがんで付いていて窓ガラスとの間に隙間ができてしまいました。結局部屋代を取りに来た大家が直す羽目になったわけで、ケイバーはいいヤツだけどこういったことのプロではなかったのですね・・・。

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リビングルームの窓に取り付けられたクーラー

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2006年7月 6日 (木)

アメリカ独立記念日

7月4日

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7月4日はワールドカップと花火の日でした。

昨日7月4日()はアメリカ独立記念日で学校も会社もみ~んなお休みでした。Wakuwaku_3

で、私はといえばもちろん学校は夏休み。

だから午後3時からTVで始まったサッカーのワールドカップ準決勝、ドイツ対イタリア戦をビールBeer_5 とピーせん傍らにじっくり観戦と相成りました。こちらのTVは、ワールドカップのライブを、一般のチャンネルでは唯一スペイン語放送局で放送していて、アメリカに居ながらにしてアメリカ対イタリア戦をスペイン語で観戦したときなどはなんとも不思議な気分でした。最もニューヨークはヒスパニック系アメリカ人がかなりの数を占め、ここイーストハーレムは特に彼らが多く住む地域でもあるので、ランドリーのTVはいつもこの放送局にチャンネルが合わされています。Tv

確かドイツが準々決勝のとき、洗濯物の溜まりかたが限界にきていたのでTV観戦をしぶしぶ諦めてランドリーに行くと、やっているではありませんかドイツ対アルゼンチン戦。ランドリーは平日の昼でガラガラ、しかもクーラーが効いている。私は洗濯物を洗濯機に突っ込んだらすぐアパートに戻る予定だったのを、TVの前に椅子を運び最後までランドリーで観戦することに変更。ちょうど洗濯物が乾き、すべての洗濯物をたたみ終わった時に準々決勝はドイツの勝利で終了となりました。Vsign_1 因みにランドリーでこの試合を真剣に観戦していたのは私だけだったようです。

話がそれちゃいましたが、そんなわけで昨日はスペイン語放送で準決勝のイタリア勝利を見届けてから、この日のメインイベント、アメリカ独立記念日を祝う“花火”を見にルーズベルト・アイランドまで出かけてきました、友人のオイルペインターであるアサと。

ルーズベルト・アイランドはマンハッタンとクイーンズの間にある小さな島で、この島の最南端から見る花火Bakuhatsu_2 が最高!といわれています。マンハッタンやクイーンズでも見られる花火ですがあえて20ドルの入場料を払いこの島に行ったのは、アサが来年はもうNYCにいないのと、私も去年TVで見ていて“今年は絶対間近で見るぞ”って思っていたからです。

なんとこの日は彼女の誕生日(本当は5日だけど、日本ではもう5日になっているので今日でよしとしました)でもあったので、お赤飯を炊き、おにぎりにして持っていたのをかじりながら、ウーロン茶(アルコール禁止なのです)で花火が上がると同時に“ハッピィバースデー!”と叫んで乾杯! なかなか経験できないユニークな誕生日だったのではなかったかと私的には満足していますが、本人はどうだったのかはわかりません。花火の種類や規模は日本のメイン花火大会より劣るかなとも思いましたが、打ちあがった花火がマンハッタンの高層ビルに映っては消え、映っては消えるそのシュールな情景が、ニューヨークならではの美しさを見せてくれました。Kira_3

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午後9時30分の日没後から打ち上げられたアメリカ独立記念を祝う花火

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ルーズベルト・アイランドに到着したらマンハッタンは夕焼けに包まれていました

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花火終了後のマンハッタンの夜景

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