フィアデルフィア美術館
行ってまいりました念願のフィアデルフィア美術館。
車でフィアデルフィアの市内に向かっていくと、とても今的な高層ビル群が見えてきます。ヒストリカルな街だと聞いていたのでちょっと意外でした。
15分ほど市内を走ると遠くに美術館らしき建物が見えてきたので “あっ、あれ!あの建物!” って運転している友人、ボブ(前回ご紹介したハーレーダビッドソンの持ち主)に指差し確認。
そしてその建物にだんだん近づいて行くと “Oh, my God !” なんと美術館の正面が工事中で幕に覆われているではありませんか。
たいしたことではないのですが、この美術館の正面の階段は、映画「ロッキー」でロッキーが駆け登って万歳をしたところ。私も美術館をバックに万歳ショットを撮ってもらおうかと思っていただけに、ちょっと残念でした。
館内を回っている時、ふと見えた外の景色
工事中のエントランスから入ると大理石の階段がどーんとあります
この美術館の展示作品で最も有名なのは、ニューヨーク・ダダの先駆者の一人マルセル・デュシャンの作品“大ガラス”です。実はこれが見たくて行ったのです。
マルセル・デュシャンの「大ガラス」
運送中にガラスにひびが入ってしまったそうですが、その偶然できたひびを彼は気に入り作品として受け入れたそうです。それでどんなんかな~と、とても興味がありました。へぇ~、これが偶然入ったひび、と思わせるだけのことはありました。計算されたようにとてもきれいでした。逆に計算したら、こうはならなかったかも・・・。
外から光が作品に差し込むように、後ろの壁にガラスがはめ込められていました。
ダダイズムの代表的な彼の作品
ひとしきりデュシャンの作品に囲まれていい気分になったあとは特別展へと向かいました。
私は大きな美術館に行く時は見たいものを決めて、まずはそこに直行します。そして十分鑑賞したあと余力があったら適当に他の展示品も観て回ります。
特別展は 1700年代の日本人水墨画家「IKE TAIGA」と「TOKUYAMA GYOKURAN」 http://www.philamuseum.org/exhibitions/108.html の水墨画と書道展。日本でもお目にかかれないのではないかというほど量的にも、質的にも充実していました。残念ながら特別展はどこも写真撮影禁止なので興味のある方はウエッブを覗いて見てください。
彼らの作品を見ていて改めて認識したのは“素晴らしい作品は何百年も前に描かれたものだけど今も新しい”ということです。彼らの書や画はとてもパワフルでいてソフィスティケイトされていました。彼らみたいのが天才っていうんだよね~なんて、バカな独り言をいっていたとても凡人な私でした。
しかしいいタイミングでCalligraphy Art が観られました。というのも、先月、日本語教師養成講座で通ったジャパンソサエティで, 7月下旬から始まる「Shodo: Japanese Calligraphy summer Class」 を受けることにほぼ決めていたからです。
まあどんなことになるか分かりませんが、また書道教室に通いだしたらこちらでお知らせしますね。ニューヨークの書道教室に集まってくるアメリカ人生徒ってどんな人たちなのか・・・
最後に余力があったので私の好きな作家の一人、トゥンブリ・サイTwombly Cyの展示室に寄ってみました。この時ボブは “なにがいいのかさっぱり分からない。僕の4歳の孫のがうまいぞ” と言って出て行ってしまいました。彼は正直です。
トゥンブリ・サイの展示室と作品。
彼が最も影響を受けたのがクレーだそうです
ランチはフィラデルフィア名物の「チーズステーキ」をこれまた一番有名なお店「PAT’S KING OF STEAKS」で食べました。はっきりいって、なんでこれが人気なのか分かりません。そんなに安くないし。ボブに “どう、おいしい?” って聞かれたので、私は “たぶん二度と食べないと思う” と返事したら、彼も頷いていました。
味は写真で見たとおり。黄色のマスタードのようなのがチーズで、
すき焼き用に使うような炒めたビーフの上にただかけてあるだけ。
ケチャップやマスタードはお好みで自分でかけます。
2本で18ドルくらい払っていたような気がするので、
1本1,000円といったところかしら。安くないでしょ!
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